ある日僕は若き夢を見た

サッカーっぽいことはほんとに何も書きません、ただの日記だと思って見てください

2023年もありがとうございました

皆さまお久しぶりです。

なべです。

 

皆さまにお伝えしたいことはタイトルの通りです、ありがとうございました。

 

(終)

 

 

という訳ではなく、しばらくこういった文章を書いてなかったので今年一年をだらだら振り返ってみようかなと思うものです。

社会人一年目になったからといって相変わらず何か大したものを書くわけではないので興味なければそっ閉じしていただいて構いません。

 

 

僕は毎年今年が人生で一番いい一年だったなと言っている気がするのですが、今年も例外なく2023年が人生で一番いい一年でしたでした。ただ、一つ違うのはこの2023年を超える一年はこの先そう現れないだろうなという年であったことです。

 

そんな私の2023年を時系列ごとに大きく三つほどに分けてお話しようと思います。

 

①大学卒業と大きな旅

 

自分は今年の初めはまだ大学生だったんだなあと思うと同時にそんな遠い記憶にも感じないのもまた事実なんですよね。去年の年末から今年の頭にかけてはとにかく遅くまで営業しているファミレスに籠って血を吐きながら卒論を書いていたのを思い出します。

 

結局卒論発表に必要な資料は当日の他人の発表中に終わらせました。

自分は大学生である自分は好きだったんですが、とにかく大学と大学生活が嫌いだったもんで毎日ゼミの教員の愚痴(こいつは本当にクソだった)をこぼしながら一匹狼みたいなダッサイ生活をしていました。

卒業式も色々な人と写真は撮るには撮ったのですが一枚もその日のうちに私も手元に送られる写真はありませんでした。

本当にそれぐらいどうでもいい空間でした。大学生ではありたいけど、大学は卒業したいみたいな気持ちでしたね。

 

特に打ち上げをすることもなく、自宅に帰った後は高校時代の友達と卒業旅行の荷詰めをして数時間後には出発しました。卒業式なんぞ遠い記憶、そのままサンライズで髙松へ行き、6泊7日の四国一周旅行へ

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今年のヴの徳島戦、行ってないんですが実は当日徳島県内にはいたんですよね。やっぱり大した場所ではないなあというのが再び訪れた感想です。

 

3月16日、お昼ごろに四国から帰ってきて、一旦家を経由して今度は同じメンツで東京ドームへWBC準々決勝へ、無事勝利した翌日1週間の四国での荷物を入れ替え1人で成田空港へ、ロサンゼルスへ出発です。

 

私自身海外へ出たのは記憶もままならない頃に連れて行ってもらったグアム以来。

新しいパスポートを作る際に以前のパスポートを使用不可のために手渡したら笑われました。

 

僕はヴを追っかけるのと別で旅行をすること自体が好きなんですが、なんで旅行が好きかというと行った先で自分がいかに今まで無知であったかを自覚できるからなんですね。自分は当たり前のようにこの国、この世界に住んでさぞ物を知ったような口で色々語るけれど、行った先々にはそれぞれの人たちの生活や文化があって、それを目で身体で体験できるあの瞬間が最高に好きなんですよね。そういう感動ってやっぱり人から聞いたネットから拾っただけじゃ絶対に分からない、自分の感覚でそれを判断することの大切さをこの4年間の大学生の間に学んだと思います。

そういう意味ではそういう経験を間接的にでも経験させてくれたという意味でJリーグサポーターで良かったなあと思うものでもあります。

 

話を戻して、そういう意味では実質初めての海外は自分にとって初めて知る経験のオンパレード、飛行機の中からロサンゼルスの平屋の住宅街を眺めるだけで「あぁ…建物って高く建てる必要ないんだな…」って興奮してました。

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ロサンゼルスでは、当時サンフランシスコに留学していた高校時代の友達が迎えてくれて行程中ほとんど一緒に行動してくれました。

細かいことを書くと長くなるので細かいことはインスタに載っけた動画を見てほしいんですが、ロサンゼルス1泊2日→深夜便でニューヨーク(乗り継ぎ)→マイアミ3泊4日→ロサンゼルス(ここで解散)→サンディエゴ→ロサンゼルス(帰国)という感じの一週間でした。四国一周から中0日で合わせてまるまる2週間外に出てました。

 

この一週間の間だけでロスバゲ、22時の深夜便が謎の出発遅れで2時30分に出発、そもそも飛行機に乗り遅れるなど様々なトラブルに見舞われましたがこれもまあ全部そういうものだと思って受け入れました。

 

とはいっても深夜便の時はきつかった、そもそも時間が遅いから空港の飯屋は空いていない、無人のコンビニのような店でコーラと冷えたサンドで20.45ドル(約3000円)、そのくせ遅延の理由が分からない飛行機、当たり前のように責任については謝罪をしないのでまあそれはそれで構わない、後日届いた搭乗アンケートにきちんとその旨を記載したらなぜかその航空会社アカウントに75ドル分のクレジットが追加されていたけれど、そもそも使う機会がない。そんなことより飛行機乗る前に大麻グミ食べて搭乗していった若いめっちゃ綺麗なお姉さんの方が気になった。友達曰く普通らしい。

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まあ何のためにアメリカ行ったかと言えば未だにテレビで擦られるWBC準決勝、決勝をマイアミに観戦しにいくためです。

計画自体は2022年の10月ぐらいからしていたわけで、最初は興味本位だったんですが、段々現実的に可能なのかを検討していく間に行けるんじゃないかとなり、連れを見つけたことで実際に行動に移すことになりました。

 

日本が仮にマイアミに行かなかったとしても自分はめちゃくちゃMLB大好きで来年またアメリカに行こうと思っているぐらいなのでメジャーリーガーのプレーが見れるならそれでいいかと思ってさっさと飛行機はおさえました。

 

結果から言うと優勝しましたね。正味決勝よりか準決勝の方が盛り上がりました。正尚のホームランと村上のサヨナラで2度泣きました。優勝のシーンは特にそういうのはなかったです。

めちゃくちゃ写真撮ったのに特にどこにも載せなかったのでここに数枚置いておきます。

メキシコ人あんまりにもフレンドリーなもんで8回にバードゥーゴに勝ち越し打たれた時にコンコースで平気で日本人にハイタッチしてくるの明らかに今じゃねえだろと思ったのですが、試合後あんなショッキングな負け方をしてもすれ違った日本人とハイタッチしてるのでここは都合よくハイタッチをしておいた。

正直試合が無くてももう全然おつりどころか自分にとっては家買えるほどの財産があったけれど、この試合があったおかげで僕の人生に残るレベルの大切な思い出になったなと確信した日でした。

 

ちなみにこれエレベーターのボタン、一番地味そうなのが本物で一番下のスイッチみたいなのは火災報知器(消防士の帽子)らしい



 

 

②社会人へ

 

前述の旅行も終わりを迎え、帰国するため羽田行きの飛行機に搭乗した際、もうすぐ飛ぶというのに所属の社長から電話が来て来年の所属について教えられました。「今時間大丈夫?」と言われましたがどう考えても大丈夫じゃないので「少しであれば」と答えました。

 

正直私がどんな職に就いているかは近い人は皆知っているかと思いますが、堂々と口外すると狭い世間何があるかわからない世界ですし、私のツイートに全てケチをつけられる可能性があるので控えますが、この後の物言いである程度察していただければと思います。

 

今年度4月3日が初出社だったわけですが、その日の午前中は役所へ、4日も一日役所へ、5日にやっと職場で過ごせたわけですが、お客様は6日からいらっしゃるということであんまりにも準備する期間が無く、本当にてんやわんやしてました。

 

7日からは通常通りの業務てなわけで流石にもうちょい猶予くれやといいながらその次の日には清水にいましたね。

 

この仕事がもともと大変だってのは入る前から言われていたことなのでそこらへんは覚悟の上だったのですが、如何せん週末も仕事の事ばっか考えてなければいけないのはすごくおかしいというかそこは本来業務時間に収まるべきなんだろうとなあと思う所です。実際問題慣れてきた今は当日勢いで何とかなってしまう時もあるんですが、7月ぐらいまでは週末必ず必要なものを持ち帰って家で翌週の準備してましたからね。遠征先で準備することもしばしば。4月5月の疲労感は確かにすごかったです。

 

5月GW長崎の時には横須賀ー新門司のフェリーの中、6月日曜ナイター岡山ではサンライズの中で、いろいろと経験できたのはそれはそれで楽しかったですけど。

 

まあそれでも仕事自体を嫌いになるようなことにはまだなっていないのでそこはまだ良かったかなと思います。なりたくてなった仕事なので簡単に辞めるつもりもないですし。

 

ここら辺は同業と色々話し合いたいもので、大学の同期と夏、冬の間にそれぞれ会って話を聞きましたが皆さんそれぞれ大変そうでした。自分がいかに今恵まれた環境で仕事をしているのかも自覚しました。と言っても職場の人との関係は多分あまりよくない(全部PO決勝当日に様々な遺恨を残し跡を濁して職場を立った私が悪い)

 

あと純粋にこの仕事の良いところはユニフォームとか練習着着て仕事出来るところですね。週2、3でヴのユニ着て残りはMLBのアパレル着て仕事してます。

 

とりあえずまずは次の3月まで小さなお客様と後ろの大きなお客様のために他の人にも負けないように一生懸命やっていきます。1年目というくくりで見れば順調と言えば順調だと思います。

 

③16年ぶりのJ1

 

今年はプレーオフを合わせてリーグは41試合行きました。

卒業旅行中に行けなかった藤枝、徳島とどうやっても翌日間に合わなかったアウェイ熊本のみ控えました。

 

今年特に印象的だった遠征をいくつかピックアップ

6月アウェイ岡山戦、同士を何人か見かけましたが、この日日曜19時ナイターだったためサンライズで出勤、東京駅からタクシーで職場へ行きました。シャワーカード売り切れてたので直前に快活でシャワー浴びてたの大正解。

 

7月アウェイ仙台戦

前日に気仙沼石巻に行って見てきたものはもの凄く勉強になりました。

あとは何と言っても当日の仙台新幹線終電チャレンジでしたね。仙台発21時48分の新幹線に乗るためにアウェイゲートに最も近い八乙女駅までの地獄の終電ダッシュ、スタジアムガイドとかに載ってる分数とかよりよっぽど時間がかかる道だったので中々危険でした。様々なチートルート(詳細は省きます)を使ってなんとか間に合ったので正攻法では怪しかったでしょう。

9月アウェイ甲府

この日も周りの冷たい目を退けながらなんとか職場を早上がりすると乗ろうとしていた特急が人身事故で止まっている大ピンチ。様々試行錯誤して東京駅や新宿駅を行き来して対応しようとするもそもそもその対応に時間がかかったこともあり、再開後の特急にも乗り遅れ、そして色々あってスタジアムに着いたのは後半38分、スタジアム滞在時間は15分でした。また見れなかったよりかはマシだよ。

 

他にも語れることはいくつかありますがこんなところにしておきます。

正直今年のヴェルディは何もかも出来すぎでしょう。

あの戦力で3位に滑り込む城福は凄すぎます。

 

プレーオフ進出が決まった時、あの時勝ち切っていればとかあの勝ち点が拾えていればみたいな論調もいくつかありましたが今年に関しはどう考えてもその「あの時」を拾いまくっていた側だと思います。今季ドロー濃厚でもロスタイムで上回った試合がいくつもあるし、これが入っていたらヤバかったという試合もあるし、そもそも最後の最後もそんなシーンでしたし、とにかくツキがありまくった一年だったと思いますよ。

 

結果的に収益やメディア露出を考えればプレーオフで昇格で良かったと思いますし。

唯一心残りがあるとすれば7月のダービーですかね、今でも許してないよ15番

 

初めて僕がヴェルディの試合を見に行ったのは2008年の国立クラシコ、まともにゴール裏に通い始めたのは2010年なのでこのクラブ応援し始めて14年目です。

 

プレーオフ決勝の後に飲み屋でたまたま隣の席に来たうちのサポーターの集まりの方々にこれからは若い子たちがみたいなことを言われたのですが20代前半にて十分老害ムーブをしている自覚があります。

 

2010年と言えばまあ本当に色々あった年で2節平本のSBで開幕し高橋泰のFKで実質終了したのをよく覚えているんですがあの年のオフにやってたGetSportsを見てほんとサッカー選手って夢がねえなあって感じましたね。

 

あの年のGetSports正直永久保存版だと思うんですが僕が当時録画してたレコーダーもうぶっ壊れてて見れないんですよね、誰か持ってる人居ないですかね。

 

ケツさんが明日の給料は米だ味噌だって冗談で言ってたと思うんですが正直今も対して本質は変わってないんだろうなって思います。

 

流石にあの当時と比べたら劇的に変わってる部分はありますけど、あれだけ露出のある仕事をしているにも関わらず想像以上にサッカー選手も自分たちと同じような暮らしや生活をしているし、表に出ている分気だけはデカくなってる人もいるのでしょうもないやつはほんとにしょうもないことしてるんだなあってのは色々聞くところです。(うちも例外なくですよ)

 

だからこそ色んな選択肢がある中でこんなサラリーのクラブを選んで活躍してくれる選手には尊敬しかないです。それを当たり前だと思っちゃいけないですね。出ていく選手の事を嘆くのは当然の反応ですけど、まずは選ばれるだけの立場のあるクラブなのかというところは自分たちのみならずリーグ全てのチームに対して言えることなのかなと思います。それでも許せないやつは許せないですけどね。それがサポーターですし。

 

夢がないってのは今J1に上がるって言ってるクラブの規模がこれなのにこれ以下の環境のクラブでプロサッカー選手やってる人が多数いるってことですね。

身近に地域リーグでサッカーやってる幼なじみがいるんですけどそいつは全然まともな感じだったので底は上がってるんだろうけど中間層が全く伸びてないのかなあって感じがします。最近なんかお金を持ってる地域のクラブもありますしね。

 

日本におけるサッカーの立ち位置は本当にもっと大きくなっていって欲しいなあと思うばかりです。それにはJリーグさんが真剣に何とかしてくれるしかないんですが今の体制でどうなんすかね…

 

あとまあうちのゴール裏見回したら分かるようなこういった趣味の平均年齢の高齢化とかもね、これは地方に行くともっと顕著なところもあるんですがここも何とかしていかないとね。WBCが大ウケしちゃった以上この後も厳しいんじゃないかなあ。

 

あとこれほんとにどうでもいいんですけど最近の17番さんの話とか仮に今シーズンが結果の出てないシーズンだったらどういう扱いされてたのかは気になりますね。別に全然嘘書いてるとかじゃないだろうけど結構否定的な反応が多かったじゃないですか。僕もああいう発信の仕方はほんとどうかと思いますよ、当人だって色々思うところがあった上であえて表にしない選択をしていたわけでさ。

ただ仮にこれが普通に中位とかで今シーズン終わってたら首脳陣それこそ永井みたいに言われたんじゃないかって気はするんですよね。まあだから彼らへの評価が変わるかって言われたら別にそうは思わないですけど、思ってる以上に明るい世界では無いですし、表にならないことなんて五万とあるってことですよね。

 

ここら辺の話はまあどうでもいいとしてさ、とりあえず僕の2023年は大学卒業してマイアミで劇的優勝して社会人としてそこそこ振舞って贔屓が16年振りに昇格する1年だったわけですよ。そらこの1年をそう簡単に超えるような年がそう簡単に来るわけ無いでしょ?

ちなみに私来年年男なんですよね。年男としての1年がこれなら納得いきますけどフライングしすぎじゃないですか?

 

まあ幸せなんてなんぼあってもいいですからね。来年も皆様にとって良き1年になることをお祈りいたします。

新たな転機ということもあって本当にたくさんの出会いと別れのある1年でした。たくさんの方々に支えていただいたことを忘れずに来年以降の糧としたいと思います。今年1年お世話になった方々本当にありがとうございました。また2024年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。それでは失礼いたします。