ラスト10試合、たった3つの光を見るのは(前編)
えっとまあなんかブログのサイトを変えました
なんとなくこっちの方がやりやすいとからしいんで
過去のやつは適当にモーメントでまとめといたりするんでアメブロの方はそっちでお願いします
と、まあそんな話は置いといて本題ですね
今回のお話はタイトルの通りシーズンも残り10試合となったJ2の昇格争いのお話です
・ずばり今年の昇格ラインはどこ?
とりあえずこれが昨シーズンの順位表
自動昇格は2位の長崎が勝ち点80
プレーオフは昨季週番7連勝とブーストをかけた千葉の68
それでは今季と昨季の32節時点での順位表を並べてみましょう
1枚目が今シーズン
2枚目が去年の32節終了時点の順位表
比較してわかることは
- シーズン前の予想通り湘南のような飛び抜けたチームがいない、湘南はJ2に来ないで
- 1であげた理由により2位以降の勝ち点差が僅差に
- 全体的に2位以降から下のチームの平均勝ち点が去年より上(未消化チームを勝ちと計算)
ここから予想されることは自動昇格のラインは恐らく去年と変わらないかもしくは少しだけ下がる(78〜80)がプレーオフ圏内は恐らく上がる(70〜)のではないだろうか
・各チームの可能性とその先
とりあえず先程の目安を元に残酷だが既に70に乗る可能性が限りなく0に近いチームを上げてみる
現在16位の甲府は未消化が1試合あって勝ち点38だがここから残り11試合を全勝で71、正直かなり厳しい現状に立たされている。
カップ戦では好調も上位が期待されたリーグ戦では思わぬ苦戦続きで1年でのJ1復帰には自動昇格はおろかプレーオフでさえも絶体絶命の崖っぷちである
勝ち点41の栃木も甲府と同じく現実的にはかなり厳しい数字だ
残念だが新潟は語るまでもない
シーズン前の「え?J2?戦力残ったし補強したし余裕で昇格っしょ?w」みたいなファン・サポーター、地元メディアの余裕っぷりを見た身からすると正直ざまあみろという感情しか沸いてこない
改めて言わせてほしい
ざまあみろ、降格争い頑張れよ
話を戻してまだ可能性のあるチームの話、順位表を上に戻そう
現在13位の千葉も先程述べた甲府栃木と同じ厳しい場面に立たされている
ただしなぜ同勝ち点なのに千葉はこちら側に残したかと言うと去年のブーストがまだあるかもしれないという希望的観測だけで置いている
一応ここからまさまかまさかのリメイクが起きれば勝ち点71は可能性としてはプレーオフに滑り込める数字である、ただしほんとに残り全勝
シーズン終了前に12連勝というだったら最初からやれ案件でも起こらない限りありえないので次に引き分けか負けを1度でもやった瞬間夢は潰えたに近い
12位の山口は町田との未消化を残し勝ち点44、勝ちは見込めるか分からないがG大阪に移籍した小野瀬の影響は拭えず(自主規制)やジュリーニョ、元名古屋ワシントンを補強したが現状としてなんと12試合勝ちなしと躍動の前半戦からは考えられない大ブレーキがかかっている
ここから勝ち始めても現実はプレーオフを狙えるかどうかだがこの勢いで昇格争いに組み込めるかどうかは正直厳しい気がする
個人としては来年の2年目霜田レノファがどうなるか注目したいが序盤のレノファを支えていた3トップ、オナイウ阿道、高木大輔はそれぞれ期限付き。小野瀬康介はG大阪に完全移籍と前線がまるごといなくなる可能性もあるがどうなるだろうか
(水戸ちゃんごめんなさいライセンスないですよね、ちょっと省略します)
続いて47のライン、9位岡山と10位山形
10位山形は最下位讃岐との未消化試合があるので恐らく勝ち点50に乗せてくるだろう
ボーダーが80近くになるのでここから全勝で80の山形にとって自動昇格は厳しいラインだがプレーオフ圏内なら十分射程圏内だ
問題は9位岡山である
一見堅守を誇る上位チームに見えるがなんと得点がリーグで5番目に少ない32得点しかないのだ
失点もリーグで4番目に少ないのだが自分は今年このチームはプレーオフにすら入らないと思っている
負けないチームは大事と言うがそれは残留争いをする場合で昇格するには間違いなく0-0の試合を1-0で勝ち切る力が必須である
去年の湘南の試合にシュート19本を喰らったが粘って粘って最後にCKからムルジャのヘディングで1-0で勝ったなんてものもある。湘南の放ったシュートはそれを含めてたった2本だった。
これが昇格するチームの劣勢時の勝ち切り方である
岡山は上田康太のFKが直接決まる場面もいくつか見ているのでかなり攻撃の形が出来ていないのではないだろうか
続いて8位の徳島
ここが実は1番怖い
あれだけ戦力を放出していていくらなんでもバカなのかこのフロントはなんて思って見ていましたがさすがリカルドロドリゲス
新戦力バラル、ピーターウタカの好調強力2トップの活躍もあって次々と上位陣を蹴散らし今や8位まで登ってきている
序盤戦に落とした勝ち点が多く未消化勝利時の山形と同じ勝ち点50なので自動は既に厳しいラインだがこの勢いなら本気で10試合のうち9勝ぐらいはしそうなのでプレーオフ上位、ボーダー次第ではまさかの自動も無くはないように感じる
このチームの残り10試合の動向は要注意である(ヴェルディも残ってます)
次は7位大宮
シーズン前には自分も1位予想してましたが思ったよりは伸び悩んでいる現状
なぜあの戦力でこの順位なのかはよく分からない、シモビッチとは去年でやっとおさらばできると思ったんですけどねえ
ただしこのチーム既に2回対戦し2回とも現地にいた僕が言いますが個々の能力は高くても戦術の落とし込みはかなり甘いチームのように感じた
2試合ともほとんどヴェルディペースの試合(結果は1勝1敗)だったのでこれは監督の技量では無いだろうか
勝ち点的にも順位的にも十分にプレーオフは狙える位置、割り切ってシモビッチとマテウスでサッカーしてきた時はめちゃくちゃ怖いでしょう
次は6位アビスパ福岡
こちらは2試合未消化なので9月に他チームは5試合のところを7試合の消化が強いられています
その上未消化の1試合は横浜FCとの直接対決
前節松本との直接対決で落としたのはかなりの痛手であり次節はなんとしても落とせない試合
井原体制4年目とありその強固な守備は健在だが如何せん得点力に伸び悩む、ウェリントンを失ったチームは得点王がドゥドゥの8得点、次が石津の5得点は得点力不足と言われても致し方ない数字
途中加入FWレオミネイロの活躍で大分をアディショナルタイムで下したが残りの躍進には勝ち切る力が必須だろう
自動争いで生き残るには未消化2試合の勝利はマストだ
次は5位大分
率いるのは3年目の片野坂監督、スピードを持ち味とした攻撃的スタイルを貫き好順位をシーズン通して維持している
現段階で現実的には自動昇格が狙えるのはこの勝ち点54の大分まででしょう(未消化の福岡は除く)
ヴェルディとは今シーズン2試合ともスコアレスドローに終わりましたがどちらの試合もとても白熱した好ゲームを演じた相手であり昇格争いの好敵手になるだろう
4位のヴェルディは後編で長々と書きますんで一旦スルー
3位横浜FC
前線に破壊力抜群のイバ、巧妙なセットプレーを見せて高い確率で得点に結び付けてくるレアンドロドミンゲスの超強力2トップに5バックでクリーンシートの数はリーグ1という数字も残しているチーム
このチームは内容が悪くてもレドミのセットプレーで点を取ることができ、先制すると後ろで固めてくるので崩すのは相当難しい
ただし先制点を取れさえすれば元から前2枚がほとんど守備をしないために前進は出来るので勝機はあるチームだ
前節の対戦ではヴェルディに敗れ次節水曜日にアビスパとの直接対決を迎える、ここを取れば勝ち点58で自動昇格圏の松本と勝ち点差2と詰め寄り本当に自動も見える位置につけることができるが福岡も未消化を2連勝すると58となるのでどちらも確実に落とせない試合であり、落とした方は絶好の機会を逃したことになる
2007年以来のJ1へブラジル人監督タヴァレス監督と夢を見ることは出来るだろうか
そしてやっと自動昇格圏内
2位松本
反町体制7年目で2度目のJ1へ大チャンスを迎えている今年、前節福岡は新加入ジネイの劇的ゴールで勝利し悪い雰囲気を止めることに成功
残り10試合、ライセンスのあるチームの中では1番J1に近い位置にいるチーム
ただしこのチームの懸念材料は気の毒ではあるがU21日本代表の試合で負傷してしまった前田大然の影響だ
前田大然
欠場・出場なしのとき
7試合 1勝3分3敗 7得点 11失点
出場時 24戦15勝6分3敗 37得点 19失点
分母は少ないがこんな統計も出ている
終盤戦スパートをかけなければ行けないタイミングで最低でも6週間の離脱を強いられたのは痛すぎるシチュエーションではあるが既存戦力やジネイの獲得でなんとか乗り切ることが出来るかが鍵であり松本は今が正念場だ
1位町田
そこをどいてくれ(ニッコリ)
ふー、やっと終わった(雑)(滝汗)
とりあえず長くなりすぎた感が強すぎるので一旦ここで切りたいと思います
後編では自分のずばり昇格予想と主に先程省略したヴェルディの事情について長々と語っていきたいと思います
とりあえず今は眠いので寝ます
それではまた後編で✋